仮運用や内部監査等、一通りの体制が整ったあと、審査機関へ書類を提出します。
その後、改善すべき指摘事項と現地審査の通知があり、審査員の審査を受けます。
プライバシーマークの現地審査にはコンサルタントは同席できません。
理由はコチラ>>
<プライバシーマーク> 書類審査〜審査後対応〜取得まで
1)審査機関へ書類提出
審査機関へ提出する多くの書類は、コンサルティングを重ねていく中でほぼ出来上がってきます。
プライバシーマーク取得活動の中で一番の負担である書類作成が自然にできていますので、
あとは提出できる形に整えて郵送します。
※審査機関は、業種や所在地によって異なります。
指定機関はこちら(JIPDECホームページへ)
2)書類審査
審査機関では順次審査を行っていますので、審査が行われるまでは提出後1〜2ヶ月かかります。
あまりにも長期間連絡がない場合は、確認が必要です。
3)指摘事項と現地審査日程が通知されます
書類審査の結果、規格の要求事項との不適合箇所の連絡(FAX)があります。
その後、現地審査の候補日の連絡があり、現地審査の日程が決定します。
書類審査の指摘箇所に対して必要な改善策をコンサルタントがご説明し、改善報告書を提出します。
4)現地審査
審査機関から2名の審査員が来訪します。リスクに対する対処法等、
今まで活動してきたことの質疑応答と現地環境のチェックの確認をしてもらいます。
審査員は、規程と実際が一致しているかを確認しているだけですので、慌てる必要はありません。
5)現地審査の結果として、指摘事項が通知されます
審査員が現地審査にてチェックした結果が、指摘事項として通知されます。
実際の運用体制と規程が一致していれば、指摘事項は少なくなります。
6)改善報告書提出
現地審査の指摘事項は、数箇所〜数十箇所ありますが、
コンサルタントが的確な改善策をご説明しますので、その内容に基づき改善報告書を提出します。
※改善報告書に対して再度指摘が入る場合は、5〜6が繰り返されます。
7)全項目OKののち、審査会を経て認証決定
改善報告書の項目が全てOKになれば、審査会にて認証処理が行われます。
この時点では「取得」ではありませんが、手続きが終われば「取得できること」が決定します。
8)JIPDECから送られてきた書類に手続きをして提出
JIPDEC(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)から、
手続きに関する書類一式が送られてきます。
書類の提出と、Pマーク使用料の振込をもって、取得手続きが完了します。
全ての手続きが完了すると、ホームページや名刺に「P」のマークと認証取得番号を掲載することができ、
Pマーク取得企業として告知できます。
取得後は、今まで活動してきたことを継続運用(PDCAサイクル)し、
2年後の更新で慌てないようにしましょう。